ゆるり登山

　梅雨明けの快晴な休日。六甲ケーブル下駅から山上駅まで、ケーブルを乗らずに歩いてきた。
今回はもしかアタシ一人か？と思っていたが、知らぬ間に林檎は行く気満々になっていて、前日にパッキングしていたよ・・・。（移り気ねぇ…）


　梅雨が明けたと喜んではいるけれど、それってつまりは灼熱地獄の始まりだったりするわけで、この日もチョー暑かった。私は登山では初兵庫県入りということで、少し緊張。（阪神高速がねぇ…）



・・・案の定・・・道間違えたわよぅぅ。タイムロスはあまりなかったけれど、高速代を余計に支払うハメに。（泣）

　そんなアクシデントもあったが、無事に六甲ケーブル下駅に到着。8:30頃。



駅前に24時間営業の駐車場があるので便利。料金は最大1000円。
ネットで印刷した地図を頼りに登始めます。9:00



登山道口まではしばし車道を登る。老人保健施設がいっぱい。
もうすでに日差しがキツくてアスファルトの照り返しが暑いのです。
でも、さすがは六甲。同じルートを登る方々が数名（数組）。若者多し！




さぁ、やっと登山道口です。


ビバ！樹林帯！林道！ってくらい日陰が有り難い。

途中、何組も登山の方に会いました。
親切なおじさん、色々コースの説明をしてくれたり、冷たい飲み物を林檎に分けて下さったり、甘くて美味しいミカンをおすそ分けして下さったり。きっと何度も登ってるんだろうなぁ。

このコース、油コブシ経由なので、初めはそれを目標に登っていたのだけど、いつの間にか通り過ぎてしまったようで。途中に三角点があったけどあそこだったのかなぁ。せめて看板くらいねぇ。

比較的整備された歩きやすい道で、ゆる坂と急坂の繰り返しがあったり、展望台があったり、屋根のある休憩所があったりします。

しばし登っていくと次第に地道からコンクリの階段になって、ほれ、車道に出た！目的地は近いぞー！





うほー、展望台じゃなくても見晴らし良スなぁ～♪



ケーブル山上駅到着。11:30
流石は観光地。ここから別の場所へとバスに乗り込むお客さんいっぱい。オサレぎゃる多し。




展望台は「Mt.Rokko Outdoor Session Vol.3.5」で賑っていました。




もうね、とっても暑いのだけど、とにかく景色を見たくて手摺際に移動。

超いいじゃないスかー。海と街と山。美しく素晴らしいコラボ。
海のない田舎の住人である私たちはしばしこの眺めを堪能。




頑張ったご褒美に100円玉を投入。



メキシコのなんとかって食べ物。（名前忘れ…フードコートにて）
味付ご飯と鶏肉と、レタスとかトマトとかイロイロイロな物がトルティーヤの生地みたいなのに包まれた一品。見た目以上のボリュームでござる。



モリモリ食ってます。



目についたのが、トレランな人々。なかなかウチの近くではお見かけしない人たち。さすが六甲。


写真を撮り忘れているが、Mt.Rokko Outdoor Session Vol.3.5記念ダイネックスカップをゲットした。ウチにはないコンビのカラー。（私はたくさん持っているので、林檎に選んでもらう）彼女いわく、林檎と蜜柑シェア用カップなのだそうだ。



　十分に休憩、水分補給をして、水筒にもアクエリアスを補充、元気にケーブル山上駅を後にする。12:40

次回はケーブルに乗るよ～。バイバイぶぅ～。


　下りはアイスロードを行ってみる。が、地道に入るまで暫し車道・・・。これがちょぃとキケン。観光地なので交通量が多いし、バスも通る。所々歩道がなくなっていて路側帯もない場所がある。山道なので当然カーブが多い。大人なら別にというところだが、子連れの場合は注意だ。

もーっ、早く地道入りたい！と思っていたらば、やっとコレ↓。




登山道らしからぬコンクリの階段を下ってゆく。

しばし別荘地ですな。なんたら山荘という表札の建物がたくさん。でも窓は全て閉まっていて普段は人が住んでいない感じがわかります。



このアイスロード（前ヶ辻道）、タブン歩きやすい道なんだろうケド、この季節、雑草が育ちまくり。もう、ボーボーです。

草で足元が見えにくいので子供は注意。





急な箇所は階段設置。




これは2つ目の沢。後々振り返ると、沢渡りせねばならん箇所が数箇所。ここが一番難所だったかなぁ。大人にはなんてことない沢だけど、体育会系ではない小2女子である林檎にはビビリポイントであった。私は沢の途中で林檎をキャッチしなければならず、渡っている画像がない。


しかし最初はビビっていた林檎も度々こういった場面に直面すると、慣れてきて積極的に渡るようになり、もうキャッチはいらんようです。









トンネルをくぐって暫し歩けば車道に出る。



最後も車道を歩くが、ここも思ったより距離が長く、路側帯もない狭い道路（センターラインはある）なのでキケン。多分、子供からしたら車が怖いと思う。交通量多いです。
異様にこの車道の下りが堪えたらしく、「まだぁ～？足痛ーい！」と弱音吐きまくり。しかも灼熱。もうちょっとだからと（後についてあるくと全然進まないので）私が先を歩きます。


休憩したーい！（飲み物を）飲むーー！と言われてもあんな狭い路上では休めず、日陰もないので、歩き進むしかない。


最後のカーブを曲がったら、おぉぉ・・・見覚えのアル風景が！16:00


「やったーっ！」
2人で喜びました。
とにかくベンチに座って休憩、そして水分補給。
そういえば、ケーブルの絵を撮ってなかったわ。（朝は私がトイレに行っている間に出発してしまったのだ）ということで記念に乗らなかったケーブルをパチリ。



　終わってみればやっぱり楽しい山行でした。

＜感想＞
整備されていて歩きやすく、初心者向けのコース。

登り：六甲ケーブル下駅　→　油コブシ　→　六甲ケーブル山上駅
下り：六甲ケーブル山上駅　→　アイスロード（前ヶ辻道）　→六甲ケーブル下駅

但し、この時期はアイスロードは草ボーボーな箇所や沢を渡る箇所あり。車道が多いので注意。いずれも大人だけなら問題なし。トイレは各駅に完備。

さすがはオシャレな（イメージの）街、神戸（六甲）。カラフルウエアな山ガールグループやカップルをたくさん発見。その他中高年な登山者もいっぱい。でも小学生みたいな子供は少なかったように思う。（道中一人しか会わなかった）大人なオサレなスポットなのかしら。


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六甲山は初心者にも登りやすい山としてガイドブックに紹介されていますが、軟弱ハイカーの私たち親子にはまだまだ敷居が高く、チャレンジできませぬ。
が、今回みたいなコースがあると、気軽に登れていいお山です。（誰よりも遅いペースで歩いたけどね）近くに住んでいたらしょっちゅう来てしまいそう。

＜反省＞
暑い中での登山は想像以上に水分補給量が多く、今回はたまたま自販機などの設備が充実した山だったので良かったのですが、そうでない場所の場合はよく考えて十分な量の水を持たなくてはいけないと思いました。（今回も持参した総量としては足りなくはなかったと思いますが、もしかして足りなくなるかも？の不安は少しありました）



さて、長いレポになりましたが、次はどこを登ろうかな～。