ゆるり登山

　ザック考。
　70Lを山やさんでフィッティングした時に、もしかして40Lのサイズが合っていないのでは？という話になり、帰宅して手持ちのザックを背負ってみて、それよりむしろ夏場に担いだ24Lの背面長が自分に合っていないんじゃないか？っていう疑惑に気づいてしまった軟弱者であります。ヒョー。

ザックばかりは（靴もそうだけど）好みよりもまずサイズが合うことが重要だよね。買う時は必ず（自分じゃよくわからないから）スタッフさんに重りを詰めてもらって、フィッティング＆調整をしてもらってるんだけど。

ある程度の重さの荷物を詰めないと身体にフィットしないというのもあるかもね。でもそれだとライトパッキングに対応しないね。ま、私には縁遠い話だな・・・（汗



　ということで、必要か不要か？の判断がいつも曖昧なまま、詰められるものを詰めて、雪の大和葛城山を登ってきました。再チャレです。


葛城山へ登った人の大半が記念写真を撮るであろう場所。

櫛羅の滝⇒山頂⇒北尾根、な感じで。

　以前は開いていなかった第3Pに駐車。（若干登山道に近い）天気は良さげ。

下山した後に知ったけど、第1Pは24時間対応のゲート付き無人駐車場。それに対し、第2、第3Pは有人の駐車場でPM5:00マデ。料金はいずれも￥1000也。5時を回って下山してきた私たちを係りのおじさん、待っていてくれました。本当にごめんなさい。路駐の誘導や裏道まで教えていただいて、ありがとう御座いました。

　ちょっと最近思うんだけど・・・この季節、子連れで夕方5時下山て、遅い。せめて4時くらいを目標に、逆算して下山を始めないと、と思う。もしも、何かトラブルがあった時、5時じゃフォロー効かないし。


雪がなかったのも最初だけ。ほどなくしてアイゼン装着・・・アレ。林檎のアイゼンないし（汗
「アイゼンないよー、自分で見なさい！」
ホントにない。まぢでナイ。しかし確かにザックに入れたという林檎。ならば駐車場へリターン。本人が必死で探すも見当たらず、家にまで電話。の最中にあったー！ですって。黒いアイゼン袋が座席下の暗闇に忘れ去られていました。ホント、見分けがつかん。なんか目立つ物付けないといかんな。

仕切りなおしでアイゼンを装着。みんな、待たせてゴメンよー。


流石にお正月来た時よりも積雪量は増えている。

んん・・・なんだかしんどいぞ・・・。
先日の失敗を踏まえ、厚くなったらすぐ脱ぐ。う～ん、しかしなんだか今日は足の動きが良くないな。（特に階段）ま、ゆっくり行こう。


山頂でソリ遊びするんだけどね、やっぱり道中でも雪遊びしちゃうよね。


遊歩道に出た頃には結構みんなヘロヘロ。いつもより朝が早かったから、空腹の限界のようだ。

今日はお客さんいっぱいの白樺食堂。さぁ、しっかりお昼ごはんを食べましょう！


山頂広場でお約束の記念撮影をして。


ウヒョヒョー！ソリ遊びぢゃーーー！
因みに大人はマッタリとコーヒータイム。

密かに金剛山の方向を向いて、地図を片手にコンパスを回してみたけれど・・・アレ、上手くいかないゾ。アレアレ～なんで～。と子供達の様子も気になりあえなく、しゅーりょー。なんじゃそりゃ。子連れじゃ落ち着かないな。


まだまだソリに未練を残す子供達をなんとか説得し、下山開始。道迷いが心配だったけれど、看板もあったし、トレースばっちりだったので、モーマンタイ。


櫛羅の滝ルートは番号、北尾根ルートはカナ看板デシタ。


見晴らしのいいベンチでちょいと休憩。もうアイゼンもいらない。


　ちょっと長い道のりだったけれど、無事下れました。
今回頑張ったのは3歳くん。自力下山達成。すげぃ、すげぃよ、キミ。そしてそれをフォローしたママ。爪の垢をウチの蜜柑に飲ませたいよ（笑
蜜柑は残念な事に本人もさることながら親までもヘタレなので、お山デビューは当分先なのです。


日曜日ということもあって山頂はたくさんの子供達で賑っていました。林檎は始めは怖がっていたヒップソリでしたが、帰る頃には慣れて結構なスピード感がありました。

北尾根ルート、下1/3くらいは雪が溶けて地道はドロドロ。ブーツもスパッツもドロンドロン。まぁ土汚れがきれいに取れなくても勲章だと思ってくれ。







さぁ、次はどこを登ろうかな？