ゆるり登山

　かねてより希望していた読図講座に参加してきた。

　読図関連の講座は各所で行われているが、今回はモンベル店舗内で無料で参加できるものに山友ちゃんに予約してもらい、一緒に参加した。平日の昼間ということで参加者は自分を含め3名。気軽に質問できるので少人数というのはありがたい。

　読図といってもいろいろある。私は最終的には地図とコンパスで現在地を把握できるようになることを目標としているが、まだまだそこまで行くのには長い道のりのように感じている。

　ネットで調べた初心者向けの読図方法として、とりあえず山座同定というヤツ。目の前の山が地図上のどれなんだ？ってことを知るアレだな。少しだけ、山頂でトライしたがコンパス不調（のちに故障）で実践できておらず。そして子連れ山行ではなかなか落ち着いて実践できないことを知る。


　今回の卓上講座では地形図の基本的な見方を教わった。覚えると活用しやすい記号や等高線からのピークの標高の出し方、尾根、谷の読み取り方などなど。非常に参考になったと思うが、登山道が記されていないこの地形図1枚で山歩きができるようになる日が来るとはあまり思えないので、登山地図と併用するのが今の自分には必要不可欠なんだろう。

　最初に地形図を見たとき、細か！！と思ったが、見慣れてから再び登山地図を見ると文字が邪魔くさい。等高線薄！とか。今まで感じなかったそれぞれの地図の特徴を知ることができる。いろいろあるんだな。

　卓上講座は来週もあって今回の続きみたいな内容なのでまた参加する予定。
　現場で実践する山行ツアーもあるので参加を検討中～。

さぁ、身につくんですかね、読図力。

　この日、早めに着いたので、最寄の書店に寄って欲しかった登山地図を購入した。
ついでに、山と高原地図の比良山系武奈ヶ岳2012年度版をチェック。私が持っている2011年度版には載っていない道が追加されていることを確認した。もう何年も前から広く一般的に使われている道が、地図は毎年更新されているにも関わらず、新たに掲載されるのにこれまた何年もかかったそうで。他にも変更された箇所があるようだ。

　これで道迷いによる遭難が少しでも減ることを祈ろう。明日はわが身、私も最善の努力をしよう。